feliphe-schiarolli-445578-unsplash
大学院留学を目指している方ですと、聞き馴染みがあると思いますが、
大学はプレセッショナルコースというものを提供しています。

これは簡単に言ってしまうと、大学院の授業についていくための語学コースのようなものです。
(なので、大学院の授業開始の数週間~数カ月くらい前から始まります)

今回は、そのプレセッショナルコースの概要・私の体験について紹介したいと思います。


どのような人がプレセッショナルコースに通うのか
大きく分けて2パターンあります。

1つは、英語のスコア(IELTSやTOFLE)が大学の基準スコアに満たなかった場合。
ほとんどの方がこれに当てはまると思います。

大学留学の際には、一定の英語のスコアを取る必要があるのですが、
もし取れなかった場合は、救済措置としてプレセッショナルコースに通い、
そこでのテストで基準点を取った場合でも英語のスコアを満たしと認められます。
もし、そこでもスコアが取れなかった場合は大学進学は認められません。

プレセッショナルコースに通う期間であったり、その基準点というのは大学側によって異なります。
また、プレセッショナルコースに通うためにも一定のスコアは必要です。

2つ目は、規定のスコアは取っているけれど、異国の生活に慣れるためにコースを取るパターンです。
若干ですが、私の周りにもそういう生徒はいましたね。


プレゼンテーション体験記
では、次に実際に私がプレセッショナルコースを受けてみての感想をまとめました。
これから行く人の参考にして頂けたらと思いますが、前提としてその学校によってプレセッショナルコースの中身は異なっているようなので、
あくまでも一つの例として考えて頂けたらと思います。



時間割・授業内容について

まず、実際の私の時間割を紹介したいと思います。


 
9:30-11:00 Morning
class
Morning
class
Morning
class
Morning
class
Morning
class
11:30-13:00 Morning
class
Morning
class
Morning
class
Morning
class
Morning
class
お昼休み
14:30-16:30 Afternoon
class
なし Afternoon
class
Afternoon
class
なし


クラスはモーニングクラス、アフタヌーンクラスの2つがあります。

 

モーニングクラスは平日は9時半から1時まで毎日授業があります。
授業内容としては、読み・書き・聞く・話すの全ての能力を上げようというのが目的で、
短いエッセイを書く時もあれば、プレゼンをしたりすることもあります。

 
アフタヌーンクラスは、より実践的です。エッセイの書き方を学びますし、実際に自分の大学院のコースに近いテーマでエッセイも書きます。
モーニングクラスとクラスメイトは変わります。



クラスはどのような雰囲気か

雰囲気は緩くて日本の学校のような厳しい授業ではないです。

宿題も週末に短いエッセイを書く程度のものはでますが、ほとんど出ませんでした。
ちなみにクラスは14人ほどで大半というか、9割近くは中国の方です。
それ以外だと、タイやサウジ、日本などでしょうか。

なので、休み時間には中国語がいたるところで飛び交っていましたね。

 

プレセッショナルコースのメリット・デメリット

プレセッショナルコースを通して、よかったと思う点・悪かったと思う点があるので、紹介します。
まず、よかった点からです。


・論文の書き方を学べる

参照・引用の書き方、アカデミックな文章構成。IELTSでのライティングの勉強も役に立ちますが、更にそれを発展させた内容を学ぶことができます。

実際に、コースを通して、1500文字のエッセイも書きます。
しかも、そのエッセイは大学院でのコースに近いトピックから選べるので、大学院で実際に読むことであろう文章のレベルに触れることもできます。

実際の大学院の授業の課題は、エッセイがほとんどでしたので、
先にこの経験ができたことは大きいです。

 

・積極性を得られる

プレセッショナルコースの授業は生徒同士で意見を言い合わせることが非常に多いです。
何か一つのテーマがあったら、まず周りの生徒と意見を言い合って下さいという流れになります。

なので、完全に受け身すぎると、苦労すると思いますし、
クラスメイトと打ち解けるのも時間が掛かりそうです。。。

ただ、プレセッショナルコースなので、生徒同士の英語が間違っていたりすることは結構あります。
しかし、相手に自分の考えを伝えようとする姿勢や、相手の意見を聞く姿勢はコースを通して成長できた部分だと思います。

 

・環境に慣れることができる

これが最も大きなメリットだと思います。コースで勉強する6週間で、慣れることができます。慣れるというのは、寮での生活・学校のシステム・こちらの食事・環境色々です。

銀行口座の開設やsimカードの入手など、結構苦労したりしたので、もしこれが大学始まった直後だったら、結構なストレスとパニックを経験することになっていたかもしれません。
余裕がある内に、これらに慣れておけたのはすごく大きかったですね。

 

一方で、デメリットもあります。

・英語力の向上について

ライティング以外はそこまで成長しなかったような気がします。ただ、これは先生による所が多いと思うのですが、フィードバックが少なかったです。やらすだけやらして、改善点等はあまり言わない先生だったので、結局これで大丈夫なのだろうかってことは結構ありましたね。

また、発音・スピーキングの向上も難しいところがあります。なぜなら、生徒自身が正しい英語をつかいこなせていないからです。生徒同士のディスカッションで伝わらなかったときに、自分の英語が問題なのか、相手の単語力の問題なのか、自分の発音に問題があるのか、相手のリスニング力に問題があるのか、すべてに当てはまるのかわからないことが多いのです。

 
・費用面

費用の問題もあります。
私は6週間のコースだったのですが、授業料だけで約30万円ほどしましたし、その他に寮の費用や生活費等を含めると50万ちかくになったと思います。
得られるものもありますが、金銭面の出費は大きかったですね。

 

まとめ

今回は、プレセッショナルコースの体験を書かせて頂き、そのメリット・デメリットも書きました。
ただ、私の場合はIELTSのスコアが足りなかったので、どんなにデメリットばかりだろうと行くという選択肢しかなかったんですよね。もし、スコアが十分に取れていて、行く必要もない場合だとしたら、一番短い期間のプレセッショナルコースを選択すると思います。

私の大学ですと2週間のコースもありました。
これなら、費用もある程度抑えられますし、少し早く現地に慣れることもできたと思います。